「病院でなく天国へ」 5歳の少女が選んだ最期
ミシェル:もし病院へ行けば、具合が良くなってまた家に帰って、私たちともっと時間を過ごせるかもしれない。あなたがそれを理解していることを確認したいの。病院を選べば、それでママやパパと過ごす時間を延ばせるかもしれないのよ。
ジュリアナ:理解しているわ。
ミシェル:(泣きながら)ごめんなさい、ジュリアナ。ママが泣くのはきらいだよね。ただ、あなたと会えなくなるのはとても寂しくて。
ジュリアナ:大丈夫。神様が引き受けてくださるから。神様は私の心の中にいる。
ジュリアナさんは最後の1年半をホスピスで過ごした。
大好きなプリンセスのドレスを着たり、手の込んだ物語やゲームを作ったり、ボランティア活動に訪れる人たちと工作を楽しんだり、足の爪にペディキュアを塗ってもらったりして過ごした。