テロのリスク高めるけど善良――労働者階級の白人有権者から見たイスラム移民とは
こうした層の中の一部では、移民に対する否定的な見方が多かった。大学を卒業していない白人の47%は、移民は社会にとっての負担になるとみている。ただ、移民を社会にとっての負担とみる労働者階級の白人のうちでも、その50%はイスラム教徒を良い人たちだとみており、良い人たちではないと答えた35%を上回った。
支持政党による違いもある。労働者階級の中でも民主党支持者は、共和党支持者よりもイスラム教徒に対して好意的な見方をする可能性が高い。
イスラム教徒の移民が米国におけるテロ攻撃のリスクを増大させているとした大卒未満の民主党支持者の白人は47%。一方、大卒未満の共和党支持者の白人の場合、こうした考えを持つ人の割合は83%に上った。