トランプ氏、就任直前の支持率40% 歴代でも低水準
トランプ氏が選挙戦で掲げた公約については、実現するとの見方を示す人が多かった。同氏が「メキシコに生産拠点を置く企業に関税を課す」という公約を実行に移す可能性について、「やや高い」「高い」と答えた人は71%に達した。
一方で、「メキシコ国境沿いの壁」が建設されるとの見通しを示す人は44%、建設費用をメキシコ側に負担させることができるとの回答は29%にとどまった。
トランプ氏が過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」を打倒できると考える人は、11月時点の50%から40%に減少している。
大統領選で焦点となった男性と女性、白人と非白人、大卒と非大卒、都市部と農村部の分断は依然として鮮明に表れている。政権移行へ向けた仕事ぶりを評価する回答は農村部が都市部を30ポイント近く、男性が女性を20ポイント近く、白人が非白人を20ポイント近く、それぞれ上回る結果となった。
調査は12~15日、全米で無作為に抽出した成人1000人を対象に電話で実施された。