米、イランに追加制裁を発表 弾道ミサイル実験で
トランプ米大統領は3日、ホワイトハウスの大統領執務室で、「イランの振る舞いはよくない」と言及。フリン氏は新制裁についての声明を出し、「国際社会はイランの悪質な振る舞いに対し余りに寛容な姿勢を取ってきた」「米国や国際社会へのイランの敵対的かつ好戦的な行動に目をつむる時代は終わった」と述べた。
ただ、今回の制裁は、オバマ政権時代に米国など6カ国がイラン政府と結んだ核合意に支障を及ぼさないよう策定されている。
複数の政府当局者は3日、新たな一連の制裁について、核合意の一環として既に経済制裁を解除された個人や企業には影響しないと指摘。ジェット旅客機の購入をめぐる米航空大手ボーイングとの新規契約など、米企業とイランの間でまとめられた新たな取引には影響が出ない見込みだという。