米FBI長官にレイ氏、上院が承認

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米上院が、空席となっていたFBI長官にクリストファー・レイ氏を承認

米上院が、空席となっていたFBI長官にクリストファー・レイ氏を承認

ワシントン(CNN) 米上院は1日、解任されたコミー連邦捜査局(FBI)前長官の後任を決める投票を行い、元司法省高官のクリストファー・レイ氏を92対5の圧倒的多数で承認した。

現在弁護士として活動するレイ氏は、ブッシュ(子)政権下で司法次官補を務めていた。

コミー前長官は今年5月、トランプ大統領によって解任された。表向きは昨年の大統領選を争ったヒラリー・クリントン氏の私用メール問題への捜査対応が理由とされたが、トランプ大統領は後に、前長官による自らの陣営とロシアとの関係をめぐる捜査が念頭にあったと語っている。

新長官への就任が決まったレイ氏は、先月開かれた上院司法委員会でホワイトハウスから独立した立場を守ることを約束。職務に当たり「手心」は加えないこと、違法もしくは不道徳な行いを求められた場合は辞任する考えであることを繰り返し強調していた。

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