米政府、ゾウ狩猟の戦利品輸入解禁へ
反対派によると、輸入規制は2014年のオバマ前政権時代に、アフリカゾウの個体数減少を受けて導入された。「海外で起きることはコントロール不能だが、動物の身体の部位の輸入規制はコントロールできる」。動物愛護団体ヒューメーン・ソサエティの代表はそう語る。
規制撤廃の方針について、動物愛護団体などは強く批判する一方、狩猟団体のサファリ・クラブ・インターナショナルは歓迎の談話を発表した。
トランプ大統領の息子2人は狩猟愛好家で、2012年にはドナルド・ジュニア氏がゾウの尾を手に持つ写真も公開されていた。