中ロの超音速兵器、ミサイル防衛通用しない恐れも 米軍高官が警告
米国が主に超音速技術の開発に力を入れているのに対し、ロシアは超音速システムの実験段階に入っている。今月に入ってロシアは、超音速弾道ミサイルの発射実験とする映像を公開していた。
ロシアの超音速プログラムがどの程度進展しているのかという質問に対し、ハイデン氏は「誰が競争に勝利しつつあるのかを口にしたくはない。ただ、競争は存在すると言っておく」とした。
ロシアが米本土に到達できる超音速兵器の運用を開始する時期の見通しについては、「北朝鮮の問題と同じだ。技術を追求し続ければ、そこへ到達する。ロシアも、中国も、我々もそこへ到達する。それにどう対応するかを考えなければならない」と語った。