FBI、トランプ氏と弁護士の通信記録に狙いか 下品発言巡り

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捜査の狙いは収録テープに関するやり取りしたの記録か

捜査の狙いは収録テープに関するやり取りしたの記録か

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)がトランプ大統領の顧問弁護士マイケル・コーエン氏の自宅などを捜索した際、米テレビ番組「アクセス・ハリウッド」の収録テープに関して2人がやり取りした記録を押収しようとしていたことが12日までに分かった。事情に詳しい情報筋が明らかにした。

テープは2016年大統領選の1カ月前に浮上したもので、トランプ氏が女性について下品な発言をした様子を捉えていた。

捜索令状でトランプ氏に直接的な言及がなされるのは、知られている中では今回が初めて。トランプ氏についての言及は「アクセス・ハリウッド」に関連して出てくるという。

情報筋の1人によれば、令状では通信不正や銀行詐欺についても触れていた。CNNは先に、FBIがコーエン氏のコンピューターや携帯電話、ビジネス書類などを押収したと報じていた。

また捜索令状には押収対象として、当時大統領候補だったトランプ氏と協力者の間で、テープの露見を防ぐ試みについてやり取りした記録も挙がっていたという。

今回の令状により、テープの存在を押し隠す試みがなかったか捜査官が疑っていることが初めて示された形だ。アクセス・ハリウッドをめぐる騒動でコーエン氏が何らかの役割を果たしたかは不明。

流出したテープをめぐる状況は依然として謎のままだ。米紙ワシントン・ポストはテープを入手し、2016年大統領選1カ月前の10月7日に公表。米NBCテレビはかねて、ちょうどテープの内容を放映するところだったと主張してきた。

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