空港でサルが脱走、手荷物処理に影響 米テキサス州
(CNN) 米テキサス州のサンアントニオ国際空港で21日、1匹のサルがケージから抜け出して空港内で逃げ回る騒ぎがあった。空港当局が明らかにした。
CNN系列局のKSATによると、サルはシカゴから到着したアメリカン航空便に乗せられており、到着時に脱走した。
脱走したのは、ロードアイランド州にあるブラウン大学が研究用に飼育していたサルで、現役を引退してサンアントニオ近郊の保護施設へ移す途中だったという。当初はヒヒと伝えられていたが、ブラウン大学によればアカゲザルだった。
空港の広報によると、サルはBターミナルの手荷物処理場で捕獲され、無事に保護施設へ向かったという。
この騒ぎで、手荷物を扱う区画の一部が一時的に封鎖されたものの、便の遅れや欠航はなく、乗客にも影響は出なかった。
アメリカン航空は脱走したサルについて、「新居へ向けて元気で安全な旅ができるよう、サンアントニオ航空局やサンアントニオ動物園と連携して対応に当たった」と説明している。