米朝首脳会談、米国民の半数以上が「満足」 CNN世論調査
(CNN) 今月12日に実施された米朝首脳会談に米国人の半数以上が満足していることが、最新のCNN世論調査でこのほど明らかになった。
調査はCNNの委託を受けて世論調査会社SSRSが実施し、結果が19日に発表された。
それによると、米朝会談には全体の52%が「満足している」、36%が「不満」と答えた。共和党支持者の85%、民主党支持者の28%、無党派層の52%が「満足」と回答した。
会談の結果については、3分の1以上が米国にとって大きな成果があったとの評価を下した。大きくはないが成果はあったとの答えは29%、成果が全くなかったとの答えは27%だった。
2013年にシリア政府が化学兵器の国際管理を受け入れた時の世論調査では、同様の質問に対して51%が「大きな成果」との見方を示していた。
トランプ大統領の北朝鮮への対応を支持する人の割合は、先月から5ポイント下がって48%。同氏の経済政策を支持すると答えた49%の数字とほぼ並んでいる。共和党支持者の86%が北朝鮮への対応を支持すると答えたのに対し、民主党では21%、無党派層では約半数の支持にとどまった。
北朝鮮が米国に差し迫った脅威を及ぼしているとの回答は昨年から半減したが、全く脅威でないと断言した人は16%にすぎない。