トランプ氏、副大統領は「100%の忠誠」 米紙報道を否定
ワシントン(CNN) トランプ米大統領は17日、「大統領がペンス副大統領の忠義心を疑問視している」ことを示唆する米紙ニューヨーク・タイムズの報道を否定、ペンス氏は100%忠誠であり、記事は偽りであると主張した。
米カリフォルニア州へ向かう前、ホワイトハウスで記者団に述べた。ペンス氏の忠誠心について「疑念を抱いたことはない。彼は信頼出来る人間だし、大統領選の予備選で勝利した時期から一緒にいた」と主張。
タイムズ紙は16日付の記事を出す前に自らに連絡し、コメントを求めることもなかったと述べた。記事は、トランプ氏が側近らにペンス氏の忠誠心への考えを尋ねていたと報じていた。
ホワイトハウスの副報道官は16日、同記事を否定。ペンス氏自身も訪問先のパプアニューギニアで記者団に、大統領と記事の問題を話し合い、「大笑いした」と語った。
トランプ氏は先の米中間選挙後の記者会見で、2020年の大統領選でペンス氏は再び副大統領候補にするのかどうかの質問を受けたことがある。これを受けトランプ氏は同席していたペンス氏に副大統領候補になってくれるかどうか尋ね、ペンス氏は立ち上がって応じる考えを示す一幕もあった。