15歳少年が撃たれて死亡、男を逮捕 米セントルイス
(CNN) 米ミズーリ州セントルイスの警察は、市内で起きた銃撃事件に関連して54歳の男を逮捕したと明らかにした。同市では4月以降に発生した銃撃事件で、少なくとも12人の子どもが死亡している。
男は殺人や銃器の不法所持などの容疑がかかっている。
警察によれば、警官は市内のカロンデレット地区で行方不明者が出ているとの通報で駆けつけて、セントニオ・コックスさん(15)が撃たれて死亡しているのを発見した。
コックスさんの友人と名乗る人物は警察に、コックスさんは撃たれたとき、自宅に向かっていたと述べた。友人が地元紙に語ったところによれば、コックスさんはしばしば発砲のあった場所の近くの空き地を横断していた。
同市では30日にも8歳の少女が撃たれて死亡する出来事が起きていた。
今回の逮捕は、一連の銃撃事件で2人目。警察によれば、7歳の少年の死亡に関連して、容疑者が拘束された。
セントニオさんは、今夏セントルイス市で起きた銃撃事件の最新の事案。警察によれば、少なくとも10件を殺人事件として捜査している。
市当局は先ごろ、10歳以下の子どもが死亡した事件の殺人者につながる情報に2万5000ドルの賞金を与えると発表していた。懸賞金は計10万ドルとなる。