米オハイオ州の6歳児、弾丸込めた銃を持って小学校に登校
(CNN) 米オハイオ州コロンバスの小学校で6日、1年生の男子児童(6)が弾丸の入った半自動式拳銃をバックパックに入れて学校に持ち込んでいるのが見つかった。警察が明らかにした。
この銃は前日に、児童の祖父が紛失届を出していたものだった。
児童が同級生に銃のことを話したために事態が発覚。児童は銃を教員に預け、学校が警察に通報した。
銃が学校に持ち込まれた理由については分かっていない。記者会見した銃犯罪班の捜査員は、好奇心半分、同級生に見せびらかしたい気持ち半分だったのではないかと推測する。
警察は年齢などを理由にこの児童の立件は見送る方針だが、捜査は継続する。一つ間違えれば違う事態になっていた可能性もあり、「学校にとって最悪の1日になるところだった」と捜査員は話している。
米国で銃のために死亡する学齢期の子どもの数は、勤務中の警官より多いという統計もある。
その多くは事故によるもので、別の調査によれば、2012年~14年にかけて銃に関連したけがの治療を受けた数千人の子どものうち、21%は過失が原因で負傷していた。
警察は銃の持ち主に対し、銃は必ず子どもの手の届かない場所に安全に保管しなければならないと念押ししている。