5歳児がコカイン持って登校、「粉末食べるとスーパーマンに」 米

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裁判所に出廷した父親のベニー・ガルシア容疑者(29)/WGGB

裁判所に出廷した父親のベニー・ガルシア容疑者(29)/WGGB

(CNN) 米マサチューセッツ州で5歳の男の子がコカインを学校に持ち込み、摂取して病院に運ばれる騒ぎがあった。父親は薬物所持などの容疑で勾留され、無罪を主張している。

CNN系列局のWGGB-TVが同州ホールヨーク警察の話として伝えたところによると、5歳の園児はコカインを摂取して病院に運ばれたが、大丈夫そうな様子だという。

父親のベニー・ガルシア容疑者(29)は、薬物所持や子どもを危険にさらした容疑で勾留され、15日に無罪を主張した。保釈は認められておらず、裁判所は20日に開く聴聞で、保釈を認めないまま勾留を続けるかどうかについて判断する。

学校長が保護者に宛てた手紙によると、コカインは、園児のお気に入りのスーパーヒーローのスタンプが付いたビニール袋に入っていて、園児が友達に見せびらかしていた。

検察によると、園児は教員に対し、「この粉末を食べるとスーパーマンになれる」と話していたという。

学校長はすぐに救急車を呼び、担当教員からの報告を受けて警察に通報した。児童や教職員の安全が脅かされることはなかったと説明している。

男の子は、自宅のリビングルームで薬物を見つけたと説明したことから、警察が自宅に急行し、眠っていたガルシア容疑者を発見した。

自宅からは、コカインと思われる白い粉末の入ったビニール袋38袋と、ヘロイン入りの袋2袋が見つかった。

ガルシア容疑者は2018年の薬物事件で保釈中だった。

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