弾劾裁判の実質審理初日、裁判手順の決議案を採択

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共和党のマコネル上院院内総務の提示した弾劾裁判の手順に関する決議案が採択された/Senate TV

共和党のマコネル上院院内総務の提示した弾劾裁判の手順に関する決議案が採択された/Senate TV

(CNN) トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院での弾劾(だんがい)裁判は21日から実質審理が始まり、裁判の手順を定める決議案が22日未明に採択された。

決議案は上院共和党トップのマコネル院内総務が提示。長時間に及んだ議論の末、採決にかけられた。与党・共和党議員が賛成、野党・民主党議員が反対に回り、53―47で採択された。

決議案は、検察官役の下院民主党とトランプ氏の弁護団による冒頭陳述をそれぞれ3日間で計24時間、上院議員からの質問を16時間とし、民主党側が求める新たな証人の招致や証拠文書提出を認めるかどうかはその後で決めるという内容だった。

これに対して上院民主党トップのシューマー院内総務は、冒頭陳述や議員の質問が終わった後で追加証拠の採否が決まるのでは遅すぎると主張。「トランプ氏のためにトランプ氏が作ったルールのようだ。上院に審理をできるだけ急がせ、証拠の採用をできるだけ難しくしようとしている」と、決議案を批判した。

シューマー氏はそのうえで、それぞれの追加証拠を決議案に盛り込むための修正案計11件を提示。新たな文書としてホワイトハウスや国務省、行政管理予算局などの資料、証人としてマルバニー大統領首席補佐官やボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)らを順に挙げた。

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