トランプ米大統領、経済活動再開の指針発表
一部のレストランなどは、厳格なソーシャル・ディスタンシング対策を守った上で営業を再開できる。スポーツジムも、ソーシャル・ディスタンシングのガイドラインに沿って再開を認める。一方、バーは引き続き休業とする。
不要不急の旅行などは引き続き自粛を求め、脆弱(ぜいじゃく)な層の外出自粛も継続させる。
第2段階、第3段階では、こうした規制を徐々に緩和する。
トランプ大統領は同日夕の記者会見でこのガイドラインを公表し、「一度に全てを再開するのではなく、1歩ずつ慎重に踏み出す」と強調。経済活動の再開に向けた計画は、各州で調整できると述べ、「もしも閉鎖を続ける必要があれば、それを認める」とした。
再開に向けたプロセスの開始は5月1日を目標とする。トランプ大統領はこの日程について、アンソニー・ファウチ米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)所長やデボラ・バークス新型コロナウイルス対策調整官と相談して決めたと説明している。