外出禁止拒んだ16歳少年、銃撃され死亡 義父に殺人容疑 米
アトランタ(CNN) 新型コロナウイルス対策のため外出禁止命令が出されている米ジョージア州で、命令に従わずに外出した16歳の少年が自宅で射殺される事件があり、義父が殺人容疑で検挙された。
アトランタ警察によると、22日午後8時すぎ、人が撃たれたという通報があり、駆けつけたところ、重傷を負ったデオンテ・ロバーツさん(16)を発見した。
警察は、ロバーツさんが義父のバーニー・ハーグローブ容疑者(42)とけんかになり、胸部を撃たれたとみている。ロバーツさんは搬送先の病院で死亡した。
16歳の少年を射殺し検挙された義父のバーニー・ハーグローブ容疑者/Fulton County Sheriff's Office
母親が警察に語ったところによると、ロバーツさんはこの日、外出禁止命令が出ているにもかかわらず、両親の制止を振り切って外出した。
帰宅したロバートさんが扉を蹴り開けて家の中に入ったところでハーグローブ容疑者とけんかになり、このけんかの最中に銃で撃たれたという。
捜査員がハーグローブ容疑者から事情を聴き、殺人容疑で検挙した。23日の初出廷では保釈は認められなかった。現在は刑務所で勾留されている。