米軍機、ロシア爆撃機と戦闘機をインターセプト アラスカ沖の国際空域

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ロシアのTu95爆撃機(上)をインターセプトする米軍のF22戦闘機/Handout/NORAD

ロシアのTu95爆撃機(上)をインターセプトする米軍のF22戦闘機/Handout/NORAD

(CNN) 米軍は10日午前、アラスカ州沖に接近したロシアの爆撃機と戦闘機に対し、戦闘機によるインターセプト(進路妨害)を行った。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が明らかにした。

NORADによると、ロシア軍機がアラスカの防空識別圏に進入したのを受け、米軍の複数の戦闘機がインターセプトを行った。米軍の給油機もこれを支援した。

最初はロシアの爆撃機2機、戦闘機2機、早期警戒管制機1機がアラスカ沖20カイリ(約37キロ)以内に進入。2度目は爆撃機2機と早期警戒管制機1機が32カイリ以内の空域に現れた。

NORADはロシア軍機について、国際空域内にとどまり、米国の領空に入ることはなかったと述べた。

NORADのオショーネシー司令官は声明で、複数のロシア軍機をインターセプトしたことにより、NORADが持つ即応性と本土を防衛する能力が示されたと語った。

アラスカ沖では今年3月にも、米国とカナダの戦闘機がロシアの偵察機2機に対してインターセプトを行っていた。

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