歴代の最高裁判事は114人、6人を除いて全員が白人男性
現在は最高裁判事のうち5人がカトリック教徒だ。これまでのところ、イスラム教徒の最高裁判事はいない。
過去も現在も公に異性愛者と明らかにした判事しかいない。終生独身だった判事数人にはうわさがつきまとったが、そうした人たちが同性愛者だったという証拠はない。
最高裁判所は多様なテーマについて判断を下し、多彩な事例を扱う。同性婚に関するものなど判事全員が直接関係ない案件も審理することがある。
ソトマイヨール氏は2016年、最高裁がより多くの多様性を活用できるだろうと指摘した。
「異なった見方があることで、目の前の議論についてより完全に理解することができるようになり、全ての人たちが理解できる方法で自分の立場をはっきりと伝えることにつながる」(ソトマイヨール氏)