米上院、環境保護長官にマイケル・リーガン氏を承認 初の黒人
(CNN) 米上院は10日、観光保護局(EPA)の長官にマイケル・リーガン氏を起用する人事案を承認した。賛成66、反対34だった。リーガン氏は政権に加わり、気候変動危機に対処するため積極的に行動することを約束している。
リーガン氏はEPAの50年の歴史のなかで初の黒人男性の長官となる。
リーガン氏はノースカロライナ州の環境品質局の局長を務めた経験がある。リーガン氏は、気候危機や大気汚染による影響に取り組む非営利組織「環境防衛基金」を率いたことがあるほか、クリントン政権時代やブッシュ政権時代にEPAで働いたこともある。
リーガン氏はこれからバイデン政権が取り組む気候問題で大きな役割を果たすことになりそうだ。
バイデン大統領は就任後の最初の数週間で気候危機に対応するための複数の大統領令に署名している。