米CIA本部前でにらみ合い、容疑者が治安要員に撃たれ負傷
(CNN) 米バージニア州マクリーンにある中央情報局(CIA)本部前で3日夕、武器を持った男が1時間にわたって治安要員とにらみ合いを続けた末に、治安要員に撃たれて負傷した。米連邦捜査局(FBI)ワシントン支部が明らかにした。
同支部の発表によると、要員が関係する銃撃は現地時間の3日午後6時ごろ発生した。CIA本部前で起きた治安事案に関与した人物が、武器を持って自分の車から出てきたため、治安要員が対応した。
容疑者は負傷して病院に運ばれ、手当てを受けているとFBIは説明。「要員が関係する全ての銃撃事案を深刻に受け止め、徹底的かつ客観的な検証を、状況に応じてできる限り迅速に行う」としている。
捜査関係者やこの事件に詳しい関係者によると、容疑者はこの日午前、CIAのゲートに車で近づき、車内に爆弾があることをうかがわせる発言をしていた。