写真特集:米大統領と「親友」たち
「ボー」とホワイトハウス内を走るオバマ大統領=2009年4月/The White House/Getty Images
(CNN) オバマ元大統領一家の愛犬「ボー」が8日に死んだ。オバマ氏とミシェル夫人がSNS上で報告し、別れを惜しんだ。
ミシェル夫人は8日、インスタグラムへの投稿で、長年の「親友」だったボーががんとの闘いの末に旅立ったと報告した。
オバマ氏も同日、一家が「真の友人で忠実な仲間」を亡くしたとツイート。ボーとの日々を振り返り、「ホワイトハウスでのあらゆる騒ぎに耐えた。鳴き声は大きかったがかみつくことはなく、夏にはプールに飛び込むのが大好きで、子どもたちを相手にしても動じなかった。食卓から切れ端をもらうのが生きがいで、見事な毛並みの持ち主だった」「10年以上の間、いつも優しく私たちの暮らしの中にいて、どんな日も私たちの顔を見ると喜んでくれた」と書き込んだ。
ミシェル夫人はまた、夫妻が娘たちを大学へ送り出した後も、ボーのおかげで「空の巣」に慣れることができたと書いている。
オバマ氏は2008年の大統領選で、当選したら娘たちのために犬を飼うと約束。就任直後に故エドワード・ケネディ上院議員が、アレルギー反応の起きにくいポーチュギーズ・ウォーター・ドッグのボーを一家に贈った。
オバマ氏は回想録「約束の地」の中で、ホワイトハウスに入って最初の1年間で一番うれしかったのは、ボーがやって来た日だと述べていた。
一家にはその後、同じ犬種の「サニー」も仲間入りしている。