ブースター接種は1回の可能性、毎年は不必要か 米FDA
(CNN) 米食品医薬品局(FDA)は7日までに、新型コロナウイルスのワクチンの追加投与で免疫を高める「ブースター」に触れ、毎年必要となる接種ではなく1回のみとなる可能性があるとの考えを示した。
FDAのバイオ医薬品評価・研究センターの責任者であるピーター・マークス博士が新型コロナワクチンの教育普及などに関する討論会で述べた。
博士はこの中で、新型コロナ用のワクチンが失敗したと考えているわけではないと指摘。
ブースターは成人向けのB型肝炎用など3回分が予定されるワクチンとほぼ同様、単に高水準の免疫機能を得られるようにするのが目的となる可能性があると主張した。
3回目の投与に関する2つの意味合いを区別しながら、効果的な免疫反応がない人間を助けるためのものとウイルスの継続的な循環へ対処するものともした。