「米国一長身の男性」、心臓病で死去 38歳

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米国内で最も背の高い存命中の男性、イゴール・ボブコビンスキーさんが亡くなった/Renee Jones Schneider/Minneapolis Star Tribune/MCT/Sipa USA

米国内で最も背の高い存命中の男性、イゴール・ボブコビンスキーさんが亡くなった/Renee Jones Schneider/Minneapolis Star Tribune/MCT/Sipa USA

(CNN) 米国内で最も背の高い存命中の男性としてギネス認定を受けていたイゴール・ボブコビンスキーさんが20日、心臓病のため死去した。38歳だった。

母のスベトラナさんが21日、フェイスブックへの投稿で明らかにした。

入院先の病院で、スベトラナさんと兄弟の見守るなか、息を引き取ったという。数時間前には兄弟の家族とも面会し、ウクライナの伝統的なケーキと炭酸飲料で最後の食事を取った。

イゴールさんは1989年、病気治療のためウクライナから米中西部ミネソタ州へ移り住んだ。2010年に出演したテレビ番組で、出生時からの下垂体性巨人症と紹介された。この番組の中でギネスのスタッフが計測した結果、身長234.5センチで米国一背の高い男性と正式に認定されていた。

本人は当時、「本当に一番背が高いのかとみんなに聞かれても、今までは証明できなかった」と語り、受け取った証明書を部屋に飾れると喜んでいた。

ギネスによると、イゴールさんは日々の生活で車に乗ったり、合う靴を探したりするのに苦心していた。

世界で最も背の高い存命中の男性はトルコのスルタン・キョセンさんで、身長251センチ。確実な医学的記録のある世界一長身の人物は1940年に亡くなった米イリノウイ州のロバート・パーシング・ワドローさんで、身長は272センチだった。

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