中学生2人が学校での銃乱射を計画、未然に阻止 米フロリダ州
(CNN) 米フロリダ州リー郡の捜査当局は、中学生2人が計画していた学校での銃乱射を未然に阻止したと発表した。
群保安官が9日の記者会見で語ったところによると、同郡の中学校で、8年生(日本の中学2年生に相当)の生徒がかばんの中に銃を隠し持っているとの情報を、教師が職員らに共有した。この生徒を呼び出して調べたところ、銃は見つからなかったものの、校内のカメラの位置を記録した地図が出てきた。
捜査チームによるその後の調べで、13歳と14歳の男子生徒が校内で銃乱射を計画していたことが分かった。
2人は1999年にコロラド州のコロンバイン高校で起きた銃乱射事件に関心を持ち、パイプ爆弾の製造法や銃を闇市場で入手する方法を調べようとしていた。それぞれの自宅の捜索で、銃1丁と複数の刃物が発見された。
捜査当局者は過去にも、2人の自宅へ合わせて80回近く出動していたという。
保安官は、生徒らが精神鑑定を受けた後で収監され、銃乱射を共謀した罪に問われるとの見通しを示した。