TSA職員、40%がワクチン未接種 来月下旬が接種期限

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米TSA職員の40%が新型コロナのワクチンを接種していないことがわかった/David McNew/Getty Images/FILE

米TSA職員の40%が新型コロナのワクチンを接種していないことがわかった/David McNew/Getty Images/FILE

(CNN) 米運輸保安庁(TSA)は14日までに、ボディーチェックをする警備員を含めて全従業員のうち40%が新型コロナウイルスのワクチンを未接種だと明らかにした。

連邦政府の職員は11月22日までにワクチン接種を終えるよう期限が設定されている。11月23日は「感謝祭」で1年で最も旅行者数が増える時期のひとつだ。

TSAのペコスキー長官はCNNの単独取材に応じ、「全従業員の約60%がワクチンを接種した。この数字は今後数週間でさらに引き上げる必要がある」と述べた。

11月22日の期限まではまだ6週間が残されている。しかし、ワクチン接種が完了とみなす前には2週間の待機が必要など、期限は急速に近づいている。

今回の期限に間に合わせるには、ファイザー製のワクチンの場合、1回目の接種を行えるのは10月18日が最後となりそうだ。モデルナ製のワクチンの場合は10月11日と、現実的にはすでに期限切れとなっている。ファイザー製ワクチンは1回目と2回目の接種の間隔を3週間空けることを求めている。モデルナ製ワクチンの間隔は4週間だ。1回の接種で済むジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製のワクチンの場合、最後となる可能性のある日程は11月8日で、期限の11月22日の2週間前となっている。

ペコスキー長官は、従業員の接種が期限に間に合うことについて「非常に有望」とし、人員不足は発生しないとの見通しを示した。

一部で人員不足が生じるかもしれない事態に備えて危機管理計画を策定中だが、できればそれは避けたいとも述べた。

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