看護師を起訴、ワクチン接種証明偽造の容疑 米サウスカロライナ州
(CNN) 米サウスカロライナ州コロンビアの看護師が、新型コロナウイルスワクチンを打っていない人の接種証明カードを偽造したとして、連邦大陪審に起訴された。
同州の連邦地検によると、看護師のタミー・マクドナルド被告(53)は6月20日と7月28日の2回、相手がワクチンを接種していないと知りながらカードを発行し、身分証明情報やワクチンのロット番号を記入。さらに10月に連邦当局からこの件について質問され、うそをついたとされる。
検察は、被告がカードの偽造によって同州住民の健康に直接の脅威を及ぼしたと断じた。
有罪となった場合、カードを偽造した罪2件で1件につき禁錮15年、連邦当局にうそをついた罪1件で禁錮5年の刑を科される可能性がある。
検察の発表によると、被告は3日の罪状認否で、3件すべてについて無罪を主張した。