真珠湾攻撃から80年、バイデン氏が第2次大戦記念碑を訪問
(CNN) バイデン米大統領とジル夫人は真珠湾攻撃から80年となる7日の早朝、ワシントンにある第2次世界大戦記念碑を訪問した。
バイデン氏夫妻は記念碑の中央にあるリースの前で黙とうをささげた。バイデン氏はコメントをしなかった。
ホワイトハウスによると、リースには5日に亡くなった共和党重鎮のボブ・ドール元上院議員に敬意を表して、同氏の地元カンザス州の州花であるヒマワリが入っていた。ドール氏は第2次大戦で重傷を負った退役軍人だった。
バイデン氏は手袋を外してリースに触れ、敬礼した。ジル夫人も同様に手袋を外しリースに触れた後頭を下げた。
バイデン氏とジル夫人はこの日、ワシントンにある第2次世界大戦記念碑を訪問した/Michael Reynolds/EPA/Bloomberg/Getty Images
その後夫妻は記念碑のニュージャージー州を表す柱の前に進み、ジル夫人が第2次大戦で海軍の信号係だった父ドナルド・ジェーコブズ氏に敬意を表して、柱の根元に花束を置いた。夫妻は柱の前に立って頭を下げた。
訪問はロシアのプーチン大統領との会談の数時間前に行われた。ロシアはウクライナとの国境付近で軍を増強しており、米国はウクライナへの侵攻を抑えるために対ロシア制裁の検討を進めている。