カリフォルニア州北部沖でM6.2の地震
(CNN) 米地質調査所(USGS)によると、カリフォルニア州北部沖で20日昼すぎ(日本時間21日午前5時すぎ)、マグニチュード(M)6.2の地震が発生した。
この地震による津波の心配はないとみられる。
震源はオレゴン州境に近いハンボルト郡の西端、メンドシノ岬の沖合。南へ約430キロ離れたサンフランシスコなどでも揺れを感じた。その後も数回、余震が観測された。
郡保安官はCNNとのインタビューで「最初にゆっくりと揺れてから本格的な揺れがきた」と振り返り、この規模の揺れは11年ぶりだと語った。揺れを感じる約10~15秒前に携帯端末の警報が鳴ったという。
ハンボルト郡は約1万平方キロの面積に対して住民約13万5000人と、人口密度が低い地域。郡の緊急要員が被害状況を調べているが、今のところ建物のガラスが割れたなどの軽微な被害にとどまり、負傷者の報告はない。
米北西部では今月、24時間に40回以上の地震が観測され、不安が高まっていた。