衛生局職員が犬の群れに襲われ死亡、飼い主とみられる女逮捕 米アラバマ州
(CNN) 米アラバマ州で、人が犬に襲われた事件について調べていた州公衆衛生局の職員が、同じ犬の群れに襲われて死亡した。
死亡したのは保健局職員のジャクリーン・ビアードさん。フランクリン郡保安官事務所の4月29日の発表によると、女性が犬の群れに襲われたと郡動物管理局に通報があり、ビアードさんはこの事件について調査中、飼い主に接触しようとしたところで犬に襲われたという。
ビアードさんの死亡に関連して、この犬の飼い主と思われる39歳の女が殺人容疑で逮捕された。記録によれば、保安官事務所は5月2日にこの女を釈放している。
警官は当初、近くの路上に不審車が止まっているという通報を受けて現場に急行。発表によれば、警官の目の前で数頭の犬が住人に襲いかかり、1人が軽傷を負った。一部の犬は即刻殺処分せざるを得なかったとしている。
保安官によると、この襲撃にかかわったと思われる雑種犬7頭が殺処分された。
ビアードさんは、自分の車の外で死亡しているのが見つかった。アラバマ州公衆衛生局には約17年間勤務していた。