米、ロシア旗艦撃沈を目的とする「特定の標的情報」提供を否定

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4月18日に公開されたこの画像からは、ロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」から火災が発生している様子がわかる/From Social Media

4月18日に公開されたこの画像からは、ロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」から火災が発生している様子がわかる/From Social Media

(CNN) 米国防総省のカービー報道官は5日夜、ロシア黒海艦隊の旗艦で誘導ミサイル巡洋艦の「モスクワ」撃沈を目的としてウクライナ側に「特定の標的情報」を提供した事実はないとの声明を出した。

カービー氏は「我々は同艦を攻撃するウクライナの決定や、彼らが実行した作戦に関与していなかった。ウクライナが同艦を標的とする意図も事前に知らなかった」と述べた。

ウクライナは先月中旬、2発の対艦ミサイル「ネプチューン」が同艦に命中したと主張していた。

同艦はその後、修理のために港にえい航される途中で沈没した。ロシア側は船の損傷について、弾薬の爆発が原因と説明している。

カービー氏は「ウクライナはロシア海軍艦を追跡し標的とする自前の情報収集能力を有している。今回の件もそうだった」とも言い添えた。

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