米北西部に熱波、オレゴン州で14人死亡
(CNN) 米北西部が先週から熱波に見舞われ、オレゴン州では暑さが原因とみられる死者が少なくとも14人に上った。
検視当局が正式な死因を調べている。14人目の死亡例は30日に自宅で亡くなった高齢の男性で、エアコンが故障していたという。
最大都市ポートランドの国際空港では、30日まで6日間連続で気温が35度を上回り、このうち3日は37.7度を超えた。
ポートランドやワシントン州シアトル、モンタナ州ビリングス、アイダホ州ボイシなどの都市を含む住民1300万人あまりが高温警報の対象となった。
オレゴン州の緊急対策当局はツイッター上で、冷房のある「クーリングセンター」のマップやアクセス情報を提供した。
Need help finding a place to stay cool? Use this map to search by city or zip code: https://t.co/9U4P07YI5W
— OregonOEM (@OregonOEM) July 30, 2022
Need transportation to a cooling center? Call 2-1-1 for assistance resources available in your area. pic.twitter.com/jk34iJ0v6i
熱波は今週、西海岸から内陸へ向かい、3日までには中西部へ移動する見通し。さらに北東部でも4日から5日にかけ、平年を上回る暑さになることが予想される。