米判事、特任弁護士を選任 トランプ氏邸宅から押収した文書を検証へ
キャノン判事は特任弁護士に対し、11月30日までの期限を設定。その期間内に検証を終え、トランプ氏側が開示を拒否できる文書があるかどうか判断することとした。この日程だと、検証が終了するのは中間選挙の後になる。
この措置を受け、より上位の裁判所の介入がない限り、当該の家宅捜索に関する捜査は向こう2カ月かけてゆっくり進むことが事実上保証される。
ディアリー氏は1986年、当時のレーガン大統領によって判事に任命された。一時は、ブルックリン東部地区連邦地裁の主席判事を務めた。2019年までの7年間、外国諜報(ちょうほう)活動監視裁判所(FISC)で勤務した経歴も持つ。