ハリス米副大統領、南シナ海の比パラワン島を訪問へ
(CNN) ハリス米副大統領は来週のアジア訪問で、フィリピン西部のパラワン島を訪れる。米政権高官がCNNに語った。
同高官によると、ハリス氏の訪問は22日の予定。同島を訪れる最高位の米当局者となる。
パラワン島は南シナ海に面し、フィリピンや中国、ベトナム、台湾などが領有権を主張するスプラトリー(南沙)諸島に近い。
中国は南シナ海の大部分について領有権を主張し、南沙諸島でミサイルや滑走路を備えた人工島の建設を進めてきた。
ハリス氏は現地の住民や市民団体の指導者、フィリピン沿岸警備隊の代表者らと面会し、国際法と自由な通商、航行の重要性を強調する見通しだ。訪問は中国の反発を招く可能性がある。