共和党新人議員のジョージ・サントス氏、党内から辞任圧力強まる 執行部は乗らず
サントス氏は先月、過去の職歴や学歴での経歴詐称を認め、民主党だけでなく、自党からも非難の声が上がる事態となった。
CNNは先月、ニューヨーク州の連邦検察がサントス氏の財務に関する調査を進めていると報じた。それとは別に、サントス氏の選挙陣営の財務記録から、連邦選挙委員会(FEC)が領収書保存義務を定める基準をわずかに下回る支出が数十件あることが判明したとも伝えた。
CNNはブラジル当局がサントス氏に対する詐欺罪での訴追を求める動きも報じた。ブラジル検察は2008年の盗まれた小切手に関連して、サントス氏からの「正式な回答」を求める意向。警察はサントス氏の行方が10年近くわからず、捜査を中断していた。
CNNが入手した文書によると、サントス氏は08年に服や靴を買う目的で母親が持っていた男性の小切手を盗んだことを認めている。
CNNの調査によれば、サントス氏は金融関係者の会合で金融大手ゴールドマン・サックスを代表していたと語るなど他にもうその発言があったことがわかっている。