米、中国からの入国者に対するコロナ検査義務解除へ

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米ロサンゼルスの空港で、国際旅行者向けの新型コロナ検査を実施する医療従事者/Jill Connelly/Bloomberg/Getty Images/FILE

米ロサンゼルスの空港で、国際旅行者向けの新型コロナ検査を実施する医療従事者/Jill Connelly/Bloomberg/Getty Images/FILE

(CNN) 米国が中国からの入国者に求めている新型コロナウイルスの検査義務を、10日にも解除する見通しが明らかになった。事情に詳しい関係者が7日、CNNに語った。

同関係者は解除の理由として、中国で感染者や入院患者、死者の数が減少し、流行中の変異株に関するデータも増えたことを挙げた。

米保健当局は昨年12月、中国で厳しいゼロコロナ政策の撤回後に感染が急拡大したことを受け、1月5日以降は中国から米国へ向かう渡航者全員に搭乗前の陰性証明提示を義務付けると発表していた。

同関係者は米国民を守るための措置だったと述べ、中国政府は感染拡大に関する透明性を欠いていたと指摘した。

義務付けの解除については、米紙ワシントン・ポストが最初に報じた。

米政権は今後も中国や世界各地での感染者の推移を監視し、新たな変異株を把握するために渡航者対象のゲノム解析を続ける方針だ。

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