サーフィンの男性、サメに襲われ重傷 米ハワイ
(CNN) 米ハワイ州のオアフ島沖でサーフィンをしていた男性がサメに襲われて重傷を負い、病院に搬送された。ホノルル救急局の広報が明らかにした。
広報が9日、CNNに語ったところによると、オアフ島南部ケワロ湾でサーフィンをしていた58歳の男性がサメにかまれた。
当時近くにいたサーファーたちが男性の右脚の止血措置を施し、岸へ運んだという。周りに助けられたおかげで男性は一命を取りとめたと広報は話している。
駆けつけた救急隊は、重傷を負った男性を病院に搬送した。搬送され、治療を受ける間も男性の意識はあったという。
目撃者の証言から、男性を襲ったのは体長約2.4メートルのイタチザメだったと思われる。
同島南部の海岸ではサメに対する注意喚起が全域に貼り出され、ライフガードがジェットスキーによる海上パトロールを実施してサメの活動を監視している。
ハワイ州土地・天然資源局によると、同州で人がサメに遭遇したのは今年に入って4度目。ケワロ地区では2002年以来、2度目だった。