有毒な煙噴き出し住民数千人が避難、リサイクル工場で大規模火災 米

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米インディアナ州東部のリサイクル工場で火災が発生し地域住民が避難を強いられている/Kevin Shook/Global Media Enterprise

米インディアナ州東部のリサイクル工場で火災が発生し地域住民が避難を強いられている/Kevin Shook/Global Media Enterprise

米インディアナ州リッチモンド(CNN) 米インディアナ州東部のリサイクル工場で火災が発生し、周辺住民ら数千人が避難を強いられた。現場では有毒物質を含んだ黒煙が大量に噴き上がり、健康や環境への影響を懸念する声が広がっている。

火災は11日、同州リッチモンドにある工場で発生。プラスチックを含む複数の品目が燃え始め、分厚い黒煙がその場に立ち上った。州消防トップのスティーブ・ジョーンズ氏によると、煙は「間違いなく有毒」で、プラスチックの燃焼時に出る様々な化学物質を含むという。

ジョーンズ氏は懸念を表明した上で、火災は数日続く公算が大きいと付け加えた。

大規模な火災が起きた原因は不明だが、リッチモンドのスノー市長は、工場の業務に火災を引き起こす危険があったことを市の当局者らは認識していたと説明。「我々はこれを恐れていた」と述べた。

負傷者は特に報告されていないものの、市の住民3万5000人のうち約2000人に避難命令が出た。リッチモンドはオハイオ州との州境近くに位置する。

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