トランプ氏、13日に連邦裁判所に出廷 機密文書の扱い巡る裁判
(CNN) 米国のトランプ前大統領は13日にフロリダ州マイアミの連邦裁判所に出廷し、機密文書の不適切な取り扱いを巡る訴訟で罪状認否を行うとみられる。同氏は先週、計37の罪状で起訴された。訴状によるとそのうち31は意図的な国防情報の保持にまつわる内容となっている。
司法省のジャック・スミス特別検察官が率いる捜査は、トランプ氏が大統領を退任した2021年1月以降も保持していた政府の機微な文書に関するもの。トランプ氏本人は一切の不正行為を否定しており、捜査は政治的動機に基づく茶番だと主張している。
トランプ氏を乗せた航空機は、マイアミ国際空港に着陸した。同氏は自身の弁護士らと面会し、フロリダ州を拠点とする法務チームについて話し合うとみられる。複数の情報筋がCNNに明らかにした。
自身のリゾート「トランプ・ナショナル・ドラル・マイアミ」へ向かうルートには、旗を手にした大勢のトランプ氏支持者と同氏に抗議する数人とが列をなした。トランプ氏は今晩、同リゾートで過ごすとみられる。