銃撃の容疑者は院生、学部の指導教官を射殺の疑い 米ノースカロライナ大
検察によると、銃所持の容疑は9ミリ拳銃に関するもので、犯行に使われた銃はまだ回収されていない。
殺人罪で有罪になれば、仮釈放なしの終身刑を言い渡される可能性がある。検察側は、死刑は求刑しない方針。
事件は現地時間の28日午後、同校の化学研究棟で発生。容疑者は現場から1.6キロほど離れた場所を歩いているところを発見され、約1時間半後に拘束された。容疑者の車はキャンパス内で見つかった。
銃撃現場に駆けつけた警察ら=28日、米ノースカロライナ大学チャペルヒル校/Kaitlin McKeown/The News & Observer/AP
同校は28日と29日の講義やキャンパス内での活動を全て中止し、30日も閉鎖を続けるとした。
米国内の学校や大学で今年に入って起きた銃撃事件は、今回のノースカロライナ大の事件も含め、CNNの集計で49件に上っている。