ウクライナの反攻「心強い」 ブリンケン米国務長官
(CNN) ウクライナを訪問中のブリンケン米国務長官は6日、ゼレンスキー大統領と会談し、米国が引き続きウクライナを支援する考えを伝えた。ウクライナ軍の反転攻勢の進展については「非常に心強い」との見方を示した。
ブリンケン氏は「米国の支援をあらためて強調するためにバイデン大統領は私を派遣した。今回の訪問には、米国及びその他の国による取り組みの最大化を確認する目的がある。これらの取り組みは、ウクライナが反攻をかける上での当面の課題や、今後いかなる侵略も抑止して自国を守ることができる戦力の構築に向けた長期的な支援を念頭に置く」などと述べた。
また、ウクライナ軍の反攻についてはゼレンスキー氏から評価を聞くのを楽しみにしていると述べ、「重要な進展を目にしている。これは非常に心強い」などと評価した。
ゼレンスキー氏は国民にとって今は「厳しい時」だとしつつ、米当局者のウクライナ訪問は国にとって常に「素晴らしい支援のメッセージだ」とブリンケン氏を歓迎した。
また、バイデン氏や米議会に謝意を示した上で、米国の財政面での支援は「極めて重要」であり、困難な冬が待ち受けているとの見方を示した。