ガザ地区に「緩衝地帯」設置、米国務長官が改めて反対

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記者会見で発言するブリンケン米国務長官=23日、ナイジェリア・アブジャ/Andrew Caballero-Reynolds/Pool/AFP/Getty Images

記者会見で発言するブリンケン米国務長官=23日、ナイジェリア・アブジャ/Andrew Caballero-Reynolds/Pool/AFP/Getty Images

(CNN) 米国のブリンケン国務長官は、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区にいわゆる「緩衝地帯」を恒久的に設置することについて、米国は支持しないと述べた。こうした緩衝地帯の設置はパレスチナの領土を事実上縮小することになる。

ブリンケン氏はナイジェリア首都アブジャで行われた記者会見で、ガザの恒久的な地位についてはガザの領土を侵犯しないことを明確にしてきたと語った。

ブリンケン氏は、昨年10月7日以降にガザに隣接する地域から避難したイスラエル人が帰還できるように、「必要な安全保障上の取り決め」を提供する「暫定的な取り決め」が必要となる可能性があるとも述べた。

ブリンケン氏はまた、家を追われたガザ住民の帰還を認め、パレスチナの人々が自ら統治を行えるようにしなければならないと主張した。

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