CNNの米大統領選テレビ討論会、20日に参加資格達成の締め切り
(CNN) 今月27日にCNNで行われる米大統領選テレビ討論会に向け、参加資格達成の締め切りが迫っている。
候補者は米東部時間20日午前0時0分1秒までに討論会への参加資格を満たす必要がある。これまでのところ、現職のバイデン大統領とトランプ前大統領の2人が資格を満たしている。
討論会はジョージア州アトランタで27日に90分間行われる予定で、CNNのジェイク・タッパーとダナ・バッシュ両氏が司会を務める。
トランプ、バイデン両陣営はCNNの招待を受諾し、討論会のルールや形式を受け入れることに同意した。非主要政党の他候補は今のところCNNの資格を満たしていない。
参加資格を手にするためには、候補は米国憲法第2章第1項に示された大統領就任の要件を満たす必要があるほか、連邦選挙委員会に正式に立候補の届け出をしなければならない。この要件についてはバイデン氏とトランプ氏に加え、ロバート・ケネディ・ジュニア氏、コーネル・ウェスト氏、ジル・スタイン氏が満たしている。
CNNが5月に設定した条件では、討論会の参加者は全員、大統領当選に必要な選挙人270人に届くのに十分な州の投票用紙に氏名が記載されていなければならない。また、登録有権者もしくは投票する見込みの高い有権者を対象にしたCNNの基準を満たす四つの全国世論調査で、少なくとも15%の支持率を獲得している必要がある。
この基準を満たす世論調査とは、CNN、ABCニュース、CBSニュース、FOXニュース、マーケット大ロースクール、モンマス大学、NBCニュース、ニューヨーク・タイムズとシエナ大学、NPRとPBSニュースアワーとマリスト大学、キニピアック大学、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)、ワシントン・ポストがスポンサーとなっている各調査。