「襲撃」受けて保安官代理が死亡、2人負傷 米フロリダ州
(CNN) 米南部フロリダ州で2日夜、家屋で騒ぎがあったとの通報で駆け付けた保安官代理1人が死亡したほか、2人が負傷した。同州レイク郡の保安官が明らかにした。保安官代理らは「襲撃」を受けたという。
保安官によれば、銃撃事件は午後8時ごろ、オーランドの北約64キロに位置するユースティスの住宅で発生した。
保安官は3日の記者会見で、ある住宅で騒ぎがあるとの通報を受けて保安官代理らが現場に駆け付けたところ、現場にいた人物から別の住宅に来てほしいとの要望があり、この移動先で問題が発生したと説明した。
保安官代理らは移動先で、裏口のドアが壊され、屋内で何らかの騒ぎが起きているのを発見した。
保安官によれば、ここで保安官代理らは銃で撃たれ、1人目の保安官代理が負傷して屋内に取り残された。もうひとりの保安官代理は外に出ることができたという。
他の法執行機関のメンバーも対応し、取り残された保安官代理を救出しようとしたところ、さらに銃撃に遭い、もうひとりが負傷した。
保安官によれば、保安官代理2人が銃で撃たれて負傷した。屋内に取り残された保安官代理は銃創がもとで死亡したという。
保安官事務所によれば、発砲に関与した容疑者3人も全員死亡した。死因は公式には確認されていないものの、保安官事務所によれば、銃の傷は自らによるものとみられるという。