米大統領報道官、イランの対抗措置をけん制

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定例会見で記者からの質問に答えるホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官/Ben Curtis/AP

定例会見で記者からの質問に答えるホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官/Ben Curtis/AP

(CNN) ジャンピエール米大統領報道官は30日の記者会見で、イランはイスラエルから受けた攻撃に対抗措置を取るべきでないとの立場を示した。

CNNがイラン筋から得た情報によると、イスラエルが先週イランを攻撃したことに対し、イラン側は11月5日の米大統領選前に「決定的で痛みを伴う」反撃に出る可能性が高いとされる。

ジャンピエール氏はこの件に関するCNNの質問に答える形で、イランの反撃をけん制。「イランがもし対抗する道を選んだ場合、米国はイスラエルの自衛を支援する構えだ」と言明した。

米国務省のミラー報道官も同日の会見で、イランが「何をするか、しないか」については推測を避けつつ、「対抗措置を取るべきではない」と述べた。

ミラー氏はまた、イラン側から11月5日までに反撃するとの通告があったかどうかについても「両国政府間の意思疎通について語るつもりはない」としたうえで、「われわれがすでに公に明言しているように、またイランにも確かにはっきりと伝わっているように、この紛争をエスカレートさせてはならない」と語った。

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