米上院共和党、院内総務にスーン氏 過去にはトランプ氏と対立

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
米上院共和党が、院内総務にジョン・スーン議員(左)を選出した/Andrew Harnik/Getty Images

米上院共和党が、院内総務にジョン・スーン議員(左)を選出した/Andrew Harnik/Getty Images

(CNN) 米上院共和党は13日、院内総務にジョン・スーン議員(サウスダコタ州)を選出した。スーン氏は共和党が結束していることをアピールし、トランプ次期大統領のアジェンダ(課題)に積極的に取り組む姿勢を示した。

スーン氏は上院共和党トップの院内総務を2007年から務めているミッチ・マコネル議員(ケンタッキー州)の後任となる。

リック・スコット議員(フロリダ州)、ジョン・コーニン議員(テキサス州)との三つ巴となった1回目の投票でスコット氏が最少票となって脱落し、スーン氏とコーニン氏による2回目の投票でスーン氏が29票を獲得して選出された。コーニン氏は24票だった。

スーン氏はトランプ次期大統領と長年にわたって複雑な関係にある。2016年の大統領選時、スーン氏はトランプ氏に選挙戦からの撤退を呼びかけ、21年の連邦議会議事堂襲撃事件に関連するトランプ氏の行動は弁護できないと批判した。ただ、トランプ氏の弾劾(だんがい)裁判の採決では「無罪」を支持した。

昨年の共和党の大統領候補指名争いではスーン氏はティム・スコット氏(サウスカロライナ州)を支持。その後、トランプ氏の指名獲得が確実となると、同氏との関係修復を模索した。

CNNは以前、スーン氏が3月にトランプ氏と会談し、その後数回協議したと報じた。また、情報筋によると、今月初めにはトランプ氏の政権移行チームのメンバーらとも会談しているという。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「トランプ前大統領」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]