米ワシントン旅客機衝突事故、水中からの機体の回収始まる
回収作業にあたっている米陸軍工兵隊によれば、全ての犠牲者の身元確認ができていないことから、作業の正確な日程は決まっていない。引き揚げ作業の最中に遺体がみつかれば、作業は中断されるという。
3日までに67人の犠牲者のうち55人の身元が確認された。
国家運輸安全委員会(NTSB)は3日、ヘリコプターよりも旅客機の回収を優先していると明らかにした。
消防当局によれば、まだ収容されていない遺体は旅客機とヘリコプターの残骸の中にとどまっているとみられる。
3日の作業は晴天の下で始まったが、水温は約2度。5日までに天候が悪化し、雨やみぞれが降る可能性がある。