トランプ米大統領、中国と関税めぐり「24時間以内に協議」
(CNN) 米国のトランプ大統領は3日、大統領執務室で、関税をめぐり中国と24時間以内に協議を行う可能性があるとの見通しを示した。
トランプ氏は自身の関税をめぐる計画の理由として、米国に流入する合成麻薬フェンタニルの問題を改めて強調し、「我が国にフェンタニルが流入することを望んでいない」と述べ、貿易と安全保障の両方の懸念に対処するうえでの対話の重要性を示唆した。
これより前、トランプ氏はメキシコのシェインバウム大統領との会談後、メキシコに発動する予定だった関税の即時の停止を発表した。関税の発動は1カ月にわたり停止する。トランプ氏はシェインバウム氏との会談について「非常に友好的」と振り返り、シェインバウム氏が国境の警備のためにメキシコ兵1万人を派遣するとした取り組みをたたえた。