移民の苦境訴える4児の母、米コロラド州で拘束 抵抗運動のシンボル
支援者らによると、ビスゲラさんは米国滞在を続けられるようビザ取得の努力を続けながら、地域社会の中心となって多くの家族に手を差し伸べてきたという。
トランプ現政権の移民取り締まりを支持する層からは、ビスゲラさんの拘束を喜ぶ声が上がった。かつてⅠCEの現場責任者を務めた男性は、X(旧ツイッター)に「ついに!」と投稿。「4年前、バイデン前政権に送還を阻止された。反トランプの犯罪者で、国境開放とⅠCE廃止を主張する人物だ。さらば!」と書き込んだ。
一方、コロラド州のポリス知事とデンバーのジョンストン市長はそれぞれ、不当な拘束だと非難。オーロラの収容施設前には18日夜までに支援者らが集まって抗議し、デンバーの連邦地裁と連邦高裁に拘束反対の嘆願書が提出されている。