継母によって20年監禁、警察が男性の家の中とらえた写真公開 米コネティカット州

米コネティカット州ウォーターバリーにあるキンバリー・サリバン容疑者の自宅/Waterbury Police Department

米コネティカット州ウォーターバリーにあるキンバリー・サリバン容疑者の自宅/Waterbury Police Department

(CNN) 米コネティカット州ウォーターバリーの住宅に20年間監禁されていた男性(32)が家に放火して脱出した事件で、地元警察はこのほど、放火の夜に撮影された住宅の画像やボディーカメラの映像を新たに公開した。

ウォーターバリー警察によると、男性は今年2月、住宅から脱出するため、プリンター用紙と手指消毒液を使って火災を引き起こした。男性は継母によって20年にわたりこの家に監禁され、飢餓寸前の状態に追い込まれていたとされる。

継母のキンバリー・サリバン容疑者は、拉致および暴行の罪状について無罪を主張。30万ドル(約4500万円)を支払って先週保釈された。

サリバン容疑者から火災の通報を受け、消防隊員が出動したのは2月17日。容疑者は男性がまだ家の中にいて、負傷していると主張した。

継母は緊急通報のオペレーターに対し、「彼は意識を失ったような状態。ぼんやりしている」と告げた。

だが、緊急対応要員が現場に到着し、炎上する家から身長約175センチ、体重約31キロの男性を救出したところ、男性には意識があった。男性が警官らに語った内容は深く憂慮すべきものだった。

焼け焦げた部屋/Waterbury Police Department
焼け焦げた部屋/Waterbury Police Department

地元警察が公開したボディーカメラの映像には、普段閑静な郊外の通りに積もった雪に消防車や救急車、パトカーの青と赤のライトが反射し、現場が混乱に包まれる様子が映っている。

パジャマのズボンにブーツという姿のサリバン容疑者は家の外に出て、小さな犬を抱きながら警官に話をしている。

映像内のサリバン容疑者は警官に対し、火災発生時、男性の部屋のドアは施錠されていなかったと説明。普段から鍵はかけておらず、男性は自由に部屋を出ることができたと語っている。

だが、救急車の中では、男性が緊急対応要員に全く異なる内容の証言をしていた。

緊急対応要員の一人は救急車の外で、「彼は1年以上シャワーを浴びていないと言っている」と語っている。

ボディーカメラの映像には、現場にいた警官2人の別のやり取りも記録されており、警官の一人が「彼女(サリバン容疑者)をどこにも行かせたくない」「実際に拘束するにはまだ情報が不十分だ」と語っている。

だが、捜査官がベニヤ板と鍵で封鎖された物置に監禁されていたという男性の証言に従い、家を捜索したところ、事態は一変した。

ウォーターバリー警察が撮影した100枚を超す写真は、家の中の悲惨な状況を映し出す。

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